私たちの社風は「困っている人がいれば手を差し伸べる」、そのような”あたり前”の優しさを大切にする人たちの組織でありたいと考えます。
勝田環境グループは1961年の創業から64年を迎え、従業員は250名を超え、グループ会社も6社まで広がりました。かつてのように経営者が事業活動のすべてを詳細に把握することが難しい規模になっています。事業の拡大に伴い、経営者はより広範な意思決定を行うための仕事に専念するようになり、各職場・各現場における業務は、それらを担う従業員一人ひとりのプロフェッショナル化によって支えられるようになりました。担当する仕事において、誰よりも知識と経験を有するプロフェッショナルであるからこそ、仕事に対する誇りが生まれていくのだと私たちは考えます。
「困ってる人がいれば手を差し伸べる」―
この言葉は多くの場合、公式組織上の上位者が下位者に、手を差し伸べることをイメージされるかもしれません。確かに、役職の上で上位者が下位者に、手を差し伸べる場面はあるでしょう。
しかし私たちは、各職場や現場を最もよく知る人は、現場で働く従業員一人ひとりであると捉えています。もし、経営者が意思決定に迷った時、その職場の実情や課題を「現場のプロ」として経営者に伝える、このような関わり合いが、私たちは「手を差し伸べる」ということの一つの形であると考えます。
人ひとりが行えることには限りがあります。
人は誰かに頼られることで、社会の一員としての自分を再確認します。
そして、ほんの小さな領域であっても誰よりも深く理解し、活躍できる場があることで、その仕事に誇りを見出します。
私たちは従業員一人ひとりが現場におけるプロフェッショナルとして、専門性をもって経営者にも「助言」ができる会社でありたいと考えています。組織内での役割を超えて「困っている人がいれば手を差し伸べる」風が淀みなく吹き渡ることを目指しています。
従業員一人ひとりが「主役」となれる会社に—、真剣に取り組んでおります。
