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unasaca

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若者の仕事探しに使う「情報源」と採用コスト

日本商工会議所が2023年7月から8月にかけて全国の中小企業を対象に実施した「人手不足の状況」に関する調査によると、全体の約7割にあたる68.0%の企業が人手不足に直面していることが明らかになりました。 「非常に深刻」(人手不足が原因で廃業や事業継続に不安を抱える企業)6.9%、 「深刻」(事業運営に支障をきたしている企業)…57.2%、 と、実に6割以上の企業が深刻な状況にあると回答しています。

採用支援の傍ら、キャリア支援も。大学の講義では理論を基礎に経験に則してお話しします。

「採用支援の実務家」として、大学でお話しする際に大切にしていることがあります。それは、「理論をベースにしながらも、実体験を伝えること」です。 もちろん、私たちは専門性や知識、学問的な基礎を大切にしています。しかしながら、大学には既に研究者でもある先生がいます。それでも外部講師として求められるのは、実務の現場でのリアルな経験を伝えることができるからだと思います。

新卒者が収集する情報:「やりたい仕事」、「自分の強み」、「働く仲間」

2018年に労働政策研究・研修機構が実施した、大学生や社会人を対象とした職業情報ニーズに関するアンケート調査によると、大学生=新卒者が就職活動を始める際に最初に情報収集する事柄として、最も多かったのは「自分のやりたい仕事(職務)について情報を調べる」(50.9%)でした。次いで、「自分の強みや、何をしたいかをはっきりさせる(自己理解)」(42.5%)が挙げられています。

海坂カンパニーの新卒者向け求人案内:採用のためのストーリーのSAMPLE

今はまだまだ私たち自身が新卒者や若者を採用できる規模には達していませんが、近い将来、新卒者採用を行う際に用いる当社のストーリーを少し綴ってみたいと思います。このストーリーには、私たちがどのような理念を持ち、どのような未来を目指しているのかを盛り込み、若い世代にとって魅力的でありながら信頼できる企業像を描いています。

『1 min read』を修正するまで。海外製WordPressテーマとの付き合い方。

このホームページも私たちが独自に制作・運営しています。現在、世界のWebサイトの約43%がWordPressで作られていると言われており、は非常に普及しているCMS(コンテンツ管理システム)のひとつです。私たちもホームページ制作においてWordPressを活用しています。

求職者から見られる「有用性の高いコンテンツ」の作成のために必要なこと。

採用活動において、各企業が固有の『物語』を描き出し、それを求職者に伝えることで理解と共感を得ることは、成功する採用戦略の重要な要素と言えます。この点において、Google AdSense(コンテンツ連動型広告サービス)から多くのヒントを得ることができます。 Google AdSenseが広告をサイトに掲載する際、そのポリシーの一つとして掲げているのは、「ユーザーがアクセスしたくなるような、独自性と関連性の高いコンテンツ」です。この中でも特に『独自性』は、企業の「採用力」を高める観点からも見逃せない要素です。

ユーザーを意識した執筆活動とGoogle Adsense(コンテンツ連動型広告配信サービス)

各社が伝えたくてもなかなか伝えきれなかった想いを、『物語』としてじっくりと浸透させていく。このような仕事や取り組みを始めたのは、数年前に遡ります。 最初は、「今学んでいることをブログにまとめてみよう」と、軽い気持ちで執筆活動を始めました。ブログにまとめることで、学んでいることへの理解が深まるだろうし、発信することが学び続けるモチベーションになるかもしれない――そんな思いでした。

2024年1月、私たちの「基本理念」と成し遂げたいこと

私たちが改善をサポートする際に依拠している考え方は、ジム・コリンズ氏の著作『ビジョナリーカンパニー』で示された「基本理念を維持しながら、進歩を促す」というものです。この理念は、企業が持つ不変の価値観を守りつつ、時代や環境の変化に柔軟に対応していくことの重要性を説いています。

『基本理念を維持し、進歩を促す』ビジョナリーカンパニーから学んだこと。

私たちのもう一つの指針となっているのが、ジム・コリンズの『ビジョナリーカンパニー』から学んだ「基本理念を維持し、進歩を促す」という考え方です。これは、企業が長期的に成功を収めるためには、変わらない価値観や理念を守りながらも、時代や状況の変化に柔軟に対応し、進化していく必要があるというメッセージを含んでいます。

「何を信じて、いかに内省を続けるか」―私たちの仕事の指針。

この情報過多の時代において、膨大なデータの中から「何を信じるべきか」を判断することは、非常に難しい課題となっています。さらに、一度信じたものを組織に浸透させるためには、継続的な「内省」の姿勢が求められます。内省とは、単に過去の行動を振り返るだけでなく、その行動の背景にある価値観や目的を再確認し、今後に活かすためのプロセスです。

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