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|採用のための技術|

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新卒者が「やりがい」を感じる瞬間の「面接」はどのように行われているのか。

新卒者が数多くの求人企業の中から「この会社に入りたい」と思う瞬間、つまり、自分にとって「やりがい」のある会社だと感じる瞬間が「面接」において訪れることが、長崎県の調査によって明らかになりました。 長崎県が2019年度から2022年度までの4年間にわたり実施した「大学生の就職意識アンケート調査」によると、2019年の調査時点で、大学生が就職先を選ぶ際に最も求めているのは、その仕事に「やりがい」を感じることだと分かりました。

新卒者が企業に「やりがい」感じる瞬間は「面接」の時

年末年始の束の間の休みが明けると、内定を出した新卒者の迎え入れ準備が本格化する時期が訪れます。10年ほど前までは、10月1日の内定式を終えれば、ほとんどの内定者が翌年4月1日の入社式で顔を合わせることが一般的でした。しかし昨今では、内定式に参加した新卒者がそのまま入社式に訪れるとは限らない状況が見受けられます。その背景には「内定辞退者増加」という課題があります。

「政治の人格化」が「採用」に与える示唆

リーダーの個人的な魅力やイメージを前面に押し出し、国民の支持を獲得して選挙に勝利し、重要政策を推進する手法は「政治の人格化」と呼ばれています。この手法は、特定のリーダーのカリスマ性やコミュニケーション能力を活かし、政策そのものよりも人物像を重視する傾向が強いのが特徴です。この「政治の人格化」の代表的な例として、トニー・ブレアが挙げられます。ブレアのスタイルは「クール・ブリタニア」とも呼ばれ、当時のイギリス社会に新たな政治の風を吹き込むものとして評価されました。

若者の仕事探しに使う「情報源」と採用コスト

日本商工会議所が2023年7月から8月にかけて全国の中小企業を対象に実施した「人手不足の状況」に関する調査によると、全体の約7割にあたる68.0%の企業が人手不足に直面していることが明らかになりました。 「非常に深刻」(人手不足が原因で廃業や事業継続に不安を抱える企業)6.9%、 「深刻」(事業運営に支障をきたしている企業)…57.2%、 と、実に6割以上の企業が深刻な状況にあると回答しています。

新卒者が収集する情報:「やりたい仕事」、「自分の強み」、「働く仲間」

2018年に労働政策研究・研修機構が実施した、大学生や社会人を対象とした職業情報ニーズに関するアンケート調査によると、大学生=新卒者が就職活動を始める際に最初に情報収集する事柄として、最も多かったのは「自分のやりたい仕事(職務)について情報を調べる」(50.9%)でした。次いで、「自分の強みや、何をしたいかをはっきりさせる(自己理解)」(42.5%)が挙げられています。

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